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健康維持のために、適度な運動というのがとても大事になります。
様々な媒体で、運動と健康について様々な話をしていますので、意外と間違った知識や曖昧な知識のまま運動をしてしまっているケースがありますので、注意しましょう。
本日は、運動前のウォーミングアップ、運動後のクールダウンの重要性についてお話いたします。
みなさんは、運動をする時にいきなり身体を動かしていませんか？
また、運動後に何もせずにシャワーを浴びたりしていませんか？
運動が習慣化出来ている患者様から、
運動前のウォーミングアップと、運動後のクールダウンはどちらが大事ですか？
という内容の質問をされることがあります。
答えとしては、運動前のウォーミングアップも運動後のクールダウンも、両方とても大事で重要です。
運動をする時というのは、どんな強度の運動でも、はじめる時も終わる時も、心臓や肺に強い負担をかけてしまいます。
それを和らげることが出来るのが、ウォーミングアップとクールダウンです。
ウォーミングアップでは、少しづつ心拍数を上げて血流量を増やしていきます。
逆にクールダウンは、ストレッチなどを行い少しずつ心拍数を下げ、血流量を減らしていきます。
もし、ウォーミングアップをせずに運動をしてしまうと、関節や筋肉、腱や靭帯などをケガするリスクが高くなります。
そして、運動をはじめた前半の方は力が発揮できない状態のため、パフォーマンスが落ちます。
ですから、せっかくの運動が台無しになってしまいます。
つまり、ウォーミングアップなしで運動をはじめてしまうと、ケガの危険性が増すほか、非常に運動効率が悪くなってしまうのです。
クールダウンをせずに運動を急にやめてしまうと、血液が心臓に戻りにくくなり、不整脈を起こしたり、血圧が急降下して気分が悪くなったりすることもあるため、こちらも注意が必要です。
ウォーミングアップやクールダウンをするかしないかというのは、筋肉の硬さや身体の疲労感にも、とても影響してしまいますので迷わずやっていただければと思います。
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