4つの種類の頭痛があるのはご存知ですか？

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本日は頭痛について、詳しくお話していきます。

頭痛には大きく分けて、4つの種類があります。

片頭痛(偏頭痛)・緊張型頭痛・群発頭痛・薬の使いすぎによる頭痛の4つです。

暑くなってくると、熱中症による頭痛というのもありますので、夏場は熱中症対策(水分補給と体温の上昇を防ぐ)にも注意するようにしましょう。

本日は、上記の4つのパターンの中で最も多く、当院にも最も多く関係している「緊張型頭痛」についてお話いたします。

原因となる病気がないのに、頭痛を繰り返す慢性的な頭痛の中で、最も多いのが「緊張型頭痛」です。

日本では、約2000万人いるとされています。

緊張型頭痛は、首や肩のコリ、背中の筋肉の硬さや張りにより、血管が圧迫されたり、神経が刺激を受けることで痛みが起きると考えられています。

実はその原因の多くは、生活習慣が関係していると言われています。

緊張型頭痛が起きやすい方の特徴がいくつかあります。

その中で最も多いのが、長時間の同じ姿勢です。

特に、デスクワークや車の運転などの姿勢が要注意です。

長時間同じ姿勢でいることから、夕方や仕事の終わりが近付いてくると頭痛が起きる方が多いです。

思い当たる方、おられませんか？

緊張型頭痛は、人によって症状が様々で、30分程度で症状が治まることもあれば、1週間程度続くこともあります。

頭痛薬を飲めば症状が引いていく方がいれば、頭痛薬を飲んでも全く効果がない方もおられます。

頻繁に症状を感じるようになると、それが大きなストレスとなり、その結果、日常生活に支障をきたすということになってしまいますので、注意しましょう。

他にも悪い姿勢や、不適切な枕、運動不足など、様々な要因・原因がありますので、その辺りの詳しい話はまたの機会にお話したいと思います。

今すぐにでも出来ることとしては、長時間の同じ姿勢を避けるということを、少しずつはじめていかれるといいかと思います。

具体的に申し上げますと、長時間の同じ姿勢にならないように、時間で区切って一旦立ち上がり、背伸びをしたり首をまわしたりするということがいいかと思います。

普段からの生活習慣というのは、そう簡単には変えられませんので、まずは少しずつ意識をしていくということを続けてやってみてください。

続けて出来るようになれば、次のステップへということを少しずつやるようにしてください。

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