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本日は、筋肉痛についてお話いたします。
運動嫌いの方や、運動の習慣が全くない方でも、今までに一度も筋肉痛になったことがないという方は、あまりおられないかと思います。
久々に身体を動かした後や、激しい運動の後、いつもと違う動作の繰り返しなどで起きてしまうことの多い筋肉痛ですが、筋肉痛の状態というのは一体筋肉がどうなっている状態なのでしょうか?
そして、筋肉痛には何が効果的なのでしょうか?
本日はその辺りを詳しくご説明いたします。
まず筋肉というのは、沢山の繊維状の組織が集まって出来たものです。
筋肉痛とは、その筋肉の繊維が損傷し破壊されている状態ですので、痛みを感じている場所で炎症が起きている状態ということになります。
ですから筋肉痛の時は、動かすと痛みが出るということが起きますし、筋肉痛の状態を我慢して放っておくと、2~3日で痛みは落ち着いていくということが起きます。
自分の筋力以上に筋肉が頑張ってしまうと、筋肉に大きな負荷がかかり、筋肉の繊維が部分的に微細に断裂したりして破壊されてしまいます。
先ほども言いましたが、筋肉痛の状態というのは、炎症が起きている状態になりますので、対処法として効果が高く期待できるのは、すぐに冷やすということです。
冷やすのが早ければ早いほど高い効果が期待出来ます。
ですから、何か負荷がかかる動作をやった直後に、よく使った場所の周辺を氷や冷水を使って冷やすというのを出来る限り早急に行うようにしてください。
そして、筋肉痛がおさまってきたタイミングで、ゆっくり温めるというのをしていただけると、より早いリカバリーへと繋がっていきます。
ぬるめのお湯(今の時期だと38~40℃)で30分間ゆっくり半身浴をしていただけると、非常に高いリカバリーの効果が期待出来ます。
筋肉痛は、筋肉が損傷し筋線維が破壊されているというサインになります。
修復されると、筋肥大が起きている状態のため、筋肉が大きくなっているということになります。
筋肉痛は、確かに痛みは出ますが、前向きに捉えていただき早い回復に向けて、しっかりとケアをしていただければと思います。
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