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お仕事等で長時間座りっぱなしで、腰が慢性的に痛いという方が沢山おられます。
仕事を変えるなんていうことは、全く現実的ではないと思います。
仕事柄、座りっぱなしの姿勢が長いのはしょうがないとお思いの方も沢山おられると思います。
確かにしょうがないかもしれませんが、本日は長時間座るのに適した座り方というのをお伝えしますので、是非すぐにでも実践していただければと思います。
すぐにでも実践していただくと、慢性的な腰痛の症状が軽減、改善していくという方も多くおられますので、参考にしていただければと思います。
長時間の座り姿勢のいけない点は2点あります。
座っている際の骨盤の傾きの問題が1つと、動きの連動性の悪さの問題が1つです。
まず骨盤の傾きについてですが、正常な骨盤というのは軽く前に傾いている状態です。
長時間座りっぱなしの姿勢になると、時間が経つにつれて骨盤がどんどん後ろに傾いていきます。
そうなると、骨盤の上にある背骨(特に腰椎)に負荷がかかり、頭の方向から腰や骨盤の方向に向かって下方向に圧がかかるようになってしまいます。
そうなってしまうと、脳が異常を感じて、腰や骨盤まわりに力を入れて守るような指令を出してしまい、腰や骨盤まわりの筋肉が硬くなってしまいます。
それが、動きの連動性の悪さという部分に繋がってしまいます。
人間の身体というのは、日常生活のほとんどの動きで様々な場所が連動して動くようになっています。
筋肉の硬さにより、関節の動きの幅(可動域)が狭くなってしまい、それが動きの連動性の悪さへと繋がっていくのです。
そうならないために、最も大切なこと、かつすぐにでも実践できることは、座り方を変えるということです。
姿勢を正しくしなければと思い、意識して座ると長時間は座れません。
私が本日お伝えするのは、それではありません。
正しい座り方とは、背もたれがある椅子に対して、一番深く座る座り方です。
そして、足で地面を捉えて踏ん張り、軽く背もたれによりかかります。
そうすると、骨盤が後ろに傾くということをしなくなりますので、長時間座る場合でも腰や骨盤に対して非常に負荷が少なくなります。
実際に、この座り方でずっと座り続けるということは、不可能です。
長く座っているとお尻が前にスライドしていき、骨盤が後ろに傾く状態になってしまいます。
それに気付いたら正しい座り方に戻すという意識で過ごしていただければと思います。
四六時中、正しい座り方で座らなければいけないという意識ですと、交感神経が常に優位な状態になり逆効果になることがほとんどです。
ですから、お尻が前にスライドしてきたら元に戻すというように、座り方に関しては気楽に考えていただければと思います。
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