本日は、摂ると代謝が上がる食べ物「たんぱく質」についてお話いたします。
1日の消費エネルギーの内訳は、下記の通りです。
基礎代謝(生活しているだけで消費している部分)→60%
活動時代謝(動いて消費する部分)→30%
食事誘発性熱産生(食事をしたことにより消費される部分)→10%
この中でも本日は、1日のエネルギー消費で10%も使われている、食事誘発性熱産生についてお伝えいたします。
みなさんは食事をした後に、身体が温かくなる経験ありますよね?
あの現象が食事誘発性熱産生です。
これは、
①摂取したものを消化・吸収させる
②食べ物を咀嚼する
この2つのことが影響しています。
糖質・脂質・たんぱく質の3大栄養素のうち、たんぱく質が最も食事誘発性熱産生が高くなります。
これは、たんぱく質は複雑な構造を持ち、唯一窒素を含んでいるからです。
たんぱく質を代謝するためには、ビタミンB6が必要になります。
ビタミンB6は、
マグロ・鮭・レバー・カツオ
などに多く含まれています。
たんぱく質の消化をサポートしてくれるのは、
梅干し・レモン・酢
などの酸性の食品です。
たんぱく質を多く含む食材を摂る時は、ビタミンB6を多く含む食材と一緒にかつ、消化をサポートしてくれる酸性の食材を一緒に摂り、かつよく噛んで食べるようにしましょう。
そうすることで、より効率のいい食事誘発性熱産生が起こります。
つまり、食べているのに痩せやすくなっていくというわけです。
効率よく食事をして、どんどん代謝が上がるようにしていきましょう。
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