ふとした時に起きてしまうぎっくり腰ですが、本日は、ぎっくり腰になってしまった時の対処法についてお話いたします。
冬場に多いと思われているぎっくり腰ですが、ある理由で夏場にも多く発生します。
そのある理由については、明日お話したいと思います。
ぎっくり腰には実は様々な前兆があるのですが、見落とすことが多く、突然起きてしまったと感じている方が多いです。
突然起きるとなると、いつどこで起こるか分かりませんよね?
そこで、いつどこで起きてもいいように、応急処置の仕方を覚えてていただけると安心かと思います。
まず結論を先に言いますと、ぎっくり腰になってしまったら、温めるようにしてください。
家にいる時ですと、ぬるめのお湯で半身浴(40℃弱で30分間)が最も効果的です。
外出時に起きてしまったら、ドラッグストアやコンビニで、貼るホッカイロを買って痛い箇所を温めてください。
よく、ぎっくり腰は炎症があるから冷やすように指示する方がいます。
厳密に言うとそれは間違いではないのですが、ぎっくり腰の場合冷やすことが逆効果になることが非常に多いです。
それは、ぎっくり腰がなぜ起きてしまうかを考えていただけると、温めた方が断然効果的なのかが分かっていただけると思います。
ぎっくり腰は炎症があるように見えて、実際は筋肉の硬さから伸び縮みが上手くいかずに筋肉が付いている場所が引っ張られて痛くなっていることが大半なのです。
ですから、ぎっくり腰になったことがある方は分かると思いますが、じっとしていて痛むことはほとんどなく、動かしはじめに激しく痛むということがほとんどです。
注意していただきたいのが、稀にじっとしててもズキズキ痛む場合がありますので、じっとしててもズキズキ痛むようなぎっくり腰の場合は、氷を使って冷やすようにしてください。
それ以外のぎっくり腰はとにかく温めるということを覚えてていただければと思います。
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