重症な腰痛には、様々なものがあります。
有名なものだと、ぎっくり腰のような急性腰痛、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎分離症や腰椎すべり症などがあります。
このような様々な重症な腰痛には、必ずと言っていいほど前兆があります。
その前兆とは、足の重だるさです。
重症な腰痛になる前に足の重だるさが起きてしまうメカニズムとしては、
①腰の周りの筋肉が硬くなり腰の骨(腰椎)の動きが悪くなる
②股関節の動きが悪くなる
③そのせいでお尻の筋肉が硬くなり普段のような動きが出来なくなる
④そうなると無意識に足全体にいつも以上に負荷がかかるようになる
⑤足が重だるくなる
というわけです。
足の重だるさというのは、それが重症な腰痛の前兆なのか、ただ単に疲れているだけなのかという見極めが非常に難しい場合が多いです。
見極め方としては、腰に痛みや違和感があり、足の重だるさも長く続く場合は重症な腰痛の前兆なのかもしれないと危機感を持って生活をしていただけるといいかと思います。
前兆かもと思ったら、悪化する前に、股関節や腰のケアを入念にやっていただくか、医療機関に行くなり施術に行くなり、何かしらの対策を取っていただくのがいいでしょう。
出来る限り早急に対応していただけると、重症化せずに悪化させることなく腰痛が改善していくでしょう。
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