膝の痛みの原因で最も多いのが、膝の周りの筋肉の硬さです。
ぶつけたや捻ったなどの明らかな原因があるものは別ですが、原因がよく分からないけど膝が痛むという方の大半が、筋肉の硬さが原因で症状が出ています。
なおかつ、膝の内側が痛いや膝の外側が痛いというように、膝の痛い場所が明確な場合は、特に筋肉の硬さが原因の可能性が高いです。
筋肉の硬さで痛みが出てしまう理由としては、筋肉は骨に付いています。
筋肉の硬さがあると、動作の際に筋肉の付いている場所が引っ張られてしまい、痛みが出るというわけです。
どうしても膝に痛みがある状態ですと、骨がどうかなってしまっているとか、軟骨がすり減っているとか、靭帯や半月板を痛めてるかもと思いがちです。
仮に骨がどうかなっているとすると、まず歩けるかたはいません。
軟骨には痛みを感じる痛覚という感覚が無いのでそもそも痛みは感じません。
ぶつけたや捻ったなどの思い当たるふしがない時は、靭帯や半月板は絶対に損傷しません。
ですから消去法で考えていっても、膝の痛みのほとんどの原因は筋肉の硬さによるものだと言えてしまうのです。
では痛みを軽減させたり改善させるためには、どうすればいいのか?
答えは簡単です。
日頃からの適度な運動とストレッチなどの身体のケアを習慣化させて、毎日コツコツと続けていくということが出来ていくと、痛みが出るリスクはとても少なくなっていきます。
というように、簡単に書いていますが、実際に続けてやっていくということが非常にハードルが高いのは、私も理解しています。
ですからまずは、続けられるやり方で、物足りないくらいの感覚でも構いませんので、とにかく続けてやっていくということに意識を置いていただければと思います。
筋肉の硬さというのは、放っておいても柔らかくはなりません。
放っておくと、症状が悪化してしまったり、症状が広範囲になってしまったりしてしまいます。
そうならないように、早めに何かしらの行動を起こすようにしましょう。
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