本日は、変形性膝関節症の痛みについてお話させていただきます。
まず変形性膝関節症の痛みはなぜ起きるかということについて書いていこうと思います。
変形性膝関節症とは、様々な要因により膝の軟骨がすり減ってしまい痛みが出る疾患です。
ほとんどの場合で内側の軟骨がすり減るので、多くがO脚に変形していきます。
ここで勘違いされているのが、膝の軟骨がすり減って痛みが出るということです。
実際には軟骨がすり減るだけでは痛みは出ません。
病院や整骨院でそのような説明を受けたことがある方は、今これを読んで「ん??」っとなったと思います。
そもそも軟骨には痛覚(痛みを感じるもの)が無いので、すり減るということで痛みを感じるということ自体があり得ないのです。
ではなぜ、痛みを感じるのでしょうか?
というか、何の痛みを感じているのでしょうか?
それは、軟骨のすり減りによっての痛みではなく、軟骨がすり減ったことにより膝にかかる荷重が変わり、周りの筋肉に力が入ってしまうことにより筋肉が硬くなり、その硬くなった筋肉が引っ張られる時に痛みを感じているのです。
もちろん軟骨がすり減り、荷重がかかることによって骨同士がぶつかり痛みが出てしまうこと(変形している時の痛み)もあるのですが、変形による痛みに関しては変形がおさまると痛みは取れますし、変形に関しては今の医療では止めることが出来ないので、変形による痛みを今の医療で根本的に無くすのは不可能な話です。
当院が掲げている根本的な治療に関して言えば、前者の筋肉が関わっている痛みを取る治療のことになります。
当院では、変形性膝関節症の痛みの原因を見極め、適切な治療で改善に導けるように治療させていただきます。
お困りの方は、是非当院までご相談ください。