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肩こりのセルフケアは、今までにも何度かご紹介してきました。

当院の患者様の中にも、セルフケアで症状が改善していった方や、セルフケアをすることでいい状態が長く続いていく方など、セルフケアをすることで施術に来なくて済んでいる方が多くおられます。

どんな症状でもセルフケアは大事なのですが、特に肩こりに関しては症状を変化させたり改善させたり再発させないために、セルフケアがとても重要な要素になります。

本日お伝えする肩こりのセルフケアは、呼吸をしやすくするということです。

なぜ呼吸?

と思う方もおられると思います。

肩こりというのは、人それぞれで様々な原因があります。

ですが、結果的に首肩背中の筋肉が硬くなっているというのは、みなさん同じです。

その状態というのは、身体に力が入り続けていて疲れやすい状態になっています。

さらにその状態というのは、呼吸が浅くなっており、いびき歯ぎしり呼吸がしにくいといった症状も出てしまいます。

筋肉が硬くなっているせいで、胸まわりの動きが硬くなってしまい、肺の動きも窮屈になってしまいます。

早く浅い呼吸で犬みたいな呼吸になっていませんか?

呼吸が浅い状態というのは、自律神経の中の交感神経が優位に働いている状態です。

 

・集中していることが多い

・怒りっぽい

・イライラしやすい

・興奮状態

このような時に、交感神経が働いています。

こうなってしまうと、身体は休めていない状態になります。

つまり、自律神経の中の副交感神経の出番が少なくなってしまうのです。

肩こりに対してのセルフケアや、施術を受けても効果を感じない人は呼吸を変えるといいかもしれません。

 

やり方をご紹介します。

まず、鼻から吸って口から吐くというごく当たり前の呼吸を2~3回大きくやってみてください。

そして、その際の感覚というのを覚えておいてください。

次に、左右の肋骨に両手を添えて、圧迫しながら肋骨を下に下げるイメージで同じように呼吸をしましょう。

呼吸しやすくなったり、沢山空気が入る感覚になる方がほとんどだと思います。

そのやり方で、10回ゆっくり大きく呼吸をしてみてください。

肩こりの方というのは、筋肉の硬さにより肋骨が引き上げられているため、呼吸がしにくくなっています。

このやり方は、呼吸をしながら肋骨を下げることで正しく呼吸が出来るようになり、呼吸がしやすくなるというものです。

息が沢山吸えるようになりますので、副交感神経が働くようになりリラックスする効果があり、筋肉の硬さが取れやすくなっていきます。

是非お試しください。

 

上記の内容を読んでもいまいちピンとこない方や、理解出来ないという方は、お気軽にお問い合わせください。