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本日は、肩こりに有効な呼吸法についてお話いたします。

まずはじめに、みなさんは肩こりの原因が筋肉の硬さだと思っていませんか?

肩こりというのは、肩を揉んでも良くなりません。

一時的に肩が軽くなったり、楽になったりというような症状の変化はあるかもしれませんが、改善はしません。

 

みなさんの周りにも、肩まわりの筋肉がガチガチに硬くなっているのに、肩こりを感じていない人はいませんか?

逆に、肩まわりの筋肉が柔らかいのに肩こりを感じている方はいませんか?

 

施術に関わる多くの人が、肩こりは肩や首や背中の筋肉の硬さからくるため、筋肉の硬さが取れると肩こりは改善するというようなことを言います。

そのような方々に、筋肉の硬さがあって肩こりを感じない人がいるのはなぜか?という質問や、筋肉が柔らかくて肩こりを感じている人がいるのはなぜか?という質問をしてみてください。

おそらく、腑に落ちるような、納得出来るような回答が出来る方はいないでしょう。

確かに肩を揉むマッサージの施術は有効なこともありますので、決して無駄ではありません。
マッサージの施術だけですと、しばらくすると、肩こりの症状が元に戻りませんか?
ということは、肩を揉むマッサージの施術だけでは、あまり意味がない(効率が悪い)ということになります。

私は、先ほどの質問に対して腑に落ちるような、納得していただけるような回答が出来ます。

肩こりの根本的な原因とは、自律神経の乱れなのです。

筋肉の硬さで肩こりを感じているのではなく、自律神経が乱れているか乱れていないかで、肩こりを感じているか感じていないかが変わります。
ですから、筋肉の硬さを取るという施術よりも、自律神経を整えるという施術をすることが、最短で肩こりを改善させる唯一の方法と言っても過言ではありません。
肩こりの方は、自律神経の中の交感神経が強く働いています。

交感神経は、生活の中でもとても大事な神経なのですが、働きすぎると身体によくないです。
副交感神経を働かせることにより、自律神経が整っていきますので、リラックス出来る方法でリラックスする時間を作るようにしましょう。

 

セルフケアの方法として有効な呼吸法をお話いたします。
肩こりは、結果的に筋肉が硬くなっていますので、リラックスすることがとても大事です。
揉んでリラックスすることで肩こりの症状が良くなっていくこともありますが、先ほども言いましたように、マッサージだけの施術ではとても効率が悪いやり方になります。
それよりも呼吸法でリラックスする方法の方が効果的と言えますので、是非試していただければと思います。
その呼吸法とは、こちらのやり方になります。

 

口をとがらせて(タコの口で)口呼吸

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コツとしては、ゆっくり大きく吸って、細く長くゆっくりと息を吐いていくことです。
それを腹式呼吸(息を吸った時にお腹が膨らんで、息を吐くときにお腹がへこむ呼吸)でやってください。

やっていただくと分かると思いますが、酸素が身体の中に沢山入ってくる感覚があるはずです。
鼻から吸って口から吐く呼吸が一般的だと思いますが、口呼吸の方が沢山酸素が入りますし、沢山酸素が出ていきます。
この呼吸法で、30秒から1分間やってみましょう。
肩や身体の力を抜いた状態で行うと、より効果的です。

 

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