足首の古傷が急に痛くなるということはありませんか？

過去に足首の捻挫をしたことがある方は、沢山おられると思います。

昔、足首の捻挫をしたことがある方で、足首が今更になって痛みが出るなんてことはありませんか？

先日来られた30代後半の男性の方もそうでした。

約2年前に、バレーボールをしていた際に足首を捻ってしまい、歩けないくらいの痛みだったそうです。

その時は整形外科へ行き、シップと痛み止めの飲み薬をもらって、しばらく松葉づえをついて生活していたそうです。

当時は、時間の経過とともに、腫れも痛みも引いていき良くなったそうです。

今回は、捻った覚えがないそうなのですが、ゴルフをしている時に、急にまた痛みが出てきてしまったということで来院されました。

足首を捻ってしまうと、捻る際にすねの前側の筋肉に力が入ります。

足首自体に痛みが強く出てしまうことが多いので、すねの前側の筋肉に力が入ってしまっていることに気付く方はほとんどおられません。

実際に、すねの前側の筋肉に硬さがあるから、足首の捻挫は繰り返されます。

クセになってしまうという表現をする方がよくおられますが、捻挫はクセにはなりません。

捻挫を繰り返す方は、すねの前側の筋肉が硬いというだけです。

今回のこの男性のように、捻った記憶がないのに、症状が再発したり、ぶり返したりするのは、すねの前側の筋肉に力が入っていたり、硬くなってしまっていることが原因のことが多いです。

私も、学生時代にバスケットボールをしていて、頻繁に足首を捻挫していました。

当時通っていた整形外科でも、整骨院でも、足首の捻挫はクセになるからしょうがないと言われていました。

柔道整復師の国家資格を取るための勉強をしている時に、足首の捻挫はクセになるのではなく、すねの前側の筋肉が硬いからであるということが分かりました。

それを知った時は、なぜ当時のお医者様や柔道整復師の方は、正しいことを伝えてくれなかったんだろうと、とても悲しい気持ちになりました。

その時の経験があるからこそ、私は正しいことを正しく伝えていこうと強く思いますし、これからもそれを実践し続けていこうと思っています。

原因不明の足首の痛みでお悩みの方は、是非すねの前側の筋肉へアプローチしてみてください。

それでもダメな場合は、私を頼るという選択肢も考えていただけると幸いです。

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