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本日は、小中高生で激しい運動をやっている学生に起こりやすい「腰椎分離症」についてお話いたします。
腰椎分離症とは、簡単に言うと腰の疲労骨折のことです。
筋肉は、骨と骨に付着しています。
成長期の骨が柔らかい時期に、激しい運動により腰の周りの筋肉に硬さが起きてしまい、その硬くなった筋肉が伸び縮みをしようとする時に、引っ張る力が筋肉の付着部の骨の部分にかかってしまうことで、骨折してしまうというものです。
当院にも、小中高生で腰痛があり来院する子が多くいます。
整形外科で腰椎分離症と診断されて、当院を受診する学生もいます。
腰椎分離症であっても、そうでなくても、学生の腰痛は軽症から重症まで、様々な症状・状態があります。
腰が痛いというのは、脳が出している危険を知らせているサインになりますので、そこを見逃したり放っておいたりして無理をして運動を続けてしまうと、腰椎分離症になってしまうリスクがとても高くなってしまいます。
学生くらいの年代では、経験値が少ないため、これ以上やったら悪化するという判断力が乏しい傾向にあります。
ですから学生本人は、つい無理をしがちです。
当院を受診する頃には、とても重症化している状態になってしまっており、長期間運動するのを休むことを余儀なくされる学生も少なくありません。
親御さんや、指導者の方は、お子さんと細かくコミュニケーションをとるようにし、絶対に無理をさせないようにしてください。
特に小中学生に関しては、周りの大人が管理をしないと無理をしすぎる傾向にあります。
特に周りから期待をされていると自覚している小中学生はその傾向が顕著です。
早めに施術が出来ると、腰椎分離症は防げますし、腰痛自体も軽傷で済むケースがほとんどです。
そうすると、早く競技に復帰出来て、沢山練習が出来るようになりますので、パフォーマンスが上がるということにも繋がっていきます。
子供たちの未来を守れるように、周りの大人たちが注意しながら取り組ませるようにしてください。
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