「子供は身体がやわらかい」とお思いの方も多いかと思います。
これに関してはウソです。
もちろん、身体がやわらかい子供が多いのは事実ですが、身体がかたい子供も多くいます。
近年は、かかとを床につけたまま、しゃがむ(野球やソフトボールのキャッチャーの座り方)動作が出来ない子供や、膝を伸ばしたまま手を床につけない子供が増えているそうです。
このような症状は、子供ロコモティブシンドローム(運動器症候群)と呼ばれています。
子供ロコモティブシンドロームは、明らかに運動不足の子供に多く見られるのですが、部活や運動をしている子供にも、子供ロコモティブシンドロームがみられることがあるそうです。
それは、部活や運動で使っている筋肉や関節の動きなどが限られてしまい、同じような動きばかりを繰り返すためだそうです。
もしも、ご自身のお子さんが子供ロコモティブシンドロームの疑いがあるなと感じる親御さんは、全身の筋肉や関節をよく動かすことが出来るラジオ体操を真剣にさせると非常に効果的です。
息が上がるくらい、ひと汗かくくらい、真剣に行わせるとより効果的ですので、毎日1回決まった時間にお子さんと一緒にやっていただければと思います。