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筋肉の硬さとは、「張っている」「凝っている」と表現されることが多いかと思います。

実際に当院でも、施術の際にそのような表現でお話することがよくあります。

先日患者様から、「張っている」とはどのような状態なのですか?と質問されました。

張っているというのは、筋肉が硬くなっているということです。

本日は、なぜ筋肉が硬くなってしまうのか?ということをお話いたします。

 

筋肉が硬くなってしまうことには、様々な原因があります。

その中でも多いのが、使い過ぎが原因のことです。

使い過ぎというのにも様々あって、動かし続けている使い過ぎもありますし、肩こりのように負荷がかかり続けている状態も使い過ぎになります。

使いすぎたり、負荷がかかり続けると、筋肉はなぜ硬くなるのでしょうか?

 

筋肉というのは、繊維状のものです。

使いすぎたり負荷がかかりすぎている状態というのは、その筋肉の繊維が傷ついたり微細に断裂したりしている状態です。

そうすると、人間の身体は修復しようとするのですが、その際に傷ついたり微細に断裂した場所は、かさぶたのような状態になってしまいます。

そのかさぶたが、筋肉の硬さへと繋がっていくというわけです。

傷ついたり微細に断裂したりを繰り返し起こしてしまうと、かさぶたは大きくなっていき、硬さが強くなっていきます。

それが凝りの正体というわけです。

 

筋肉は、何もしなければ年齢と共に衰えていきます。

そして、年齢と共に身体の中の水分量は減っていきますので、筋肉は硬くなってしまいます。

筋肉の硬さというのは、様々な症状を引き起こしてしまう要因になりかねません。

日頃からの適度な運動と、ストレッチなどのセルフケアというのは筋肉の衰えや筋肉の硬さを生まないためにも、とても重要なことになります。

まずは、続けられることからコツコツと続けてやってみましょう。

 

上記のことで、ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください。