実は今、睡眠時に何かしらの障害を抱える人が急増しているそうです。
「睡眠時無呼吸症候群」という名前は聞いたことありますか?
どうしても、太っている中年の男性に多いというイメージを持つ人が多いかと思います。
しかし現状では、痩せている女性にも増えているそうです。
多くの場合は、太くなってしまった首の肉が、睡眠中に気道をふさいでしまうことにより起こると言われています。
しかし、痩せている人でも、下あごの重さによりが気道をふさいでしまう場合があるのです。
そもそも下あごには、下顎骨という大きな骨と重い舌があります。
上向きになった時に下あごが下がって気道をふさいでしまい、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがあるのです。
睡眠時無呼吸症候群は、最悪の場合、命にかかわることもあります。
睡眠障害として他には、
比較的女性に多く、睡眠中に無意識に食べ物や飲み物を摂取してしまうのが、「睡眠関連食行動障害」です。
夢を見ている状態の通りに身体が動いてしまう、「レム睡眠行動障害」というのもあります。
また、足にほてり感や虫が這うような感覚になってしまう、「むずむず脚症候群」というのもあります。
夜の睡眠とは少し違いますが、昼間に耐えられないくらいの眠気に襲われてしまう、「ナルコレプシー」というのも最近話題になっています。
上記に挙げた数々の睡眠障害は、放っておいて改善されるというものがほとんどありません。
日常生活に支障をきたすようになってしまうようでしたら、専門医を受診することをお勧めいたします。
明日は、最適な睡眠時間についてお話いたします。