よく、年だからしょうがない的なことを言う方がおられます。
患者さん本人がどこに行っても良くならないから言うのは理解出来ます。
しかし驚くべきは、病院でお医者様が、年だからしょうがない的なことをよく言っていることです。
年のせいにするだけなら誰でも出来る仕事ですよね。
私はそのような取り組み方は嫌いですし、誰にでも出来る仕事はしたくありません。
本日は、年齢のせいにするのは違うということをお話いたします。
そもそも我々人間は、産まれた瞬間から老化がはじまります。
みなさん老化は避けたいですし、嫌ですよね。
よく「年齢のせい」にする方がおられますが、実際にはもともと悪くなっていた部分があって、そこに加齢が追い風となり自分の中の自然治癒力が追い付かなくなっている状態になっているのです。
この、「加齢」というのは防げないことなのですが、遅らせることは出来ます。
その方法の一つとして、運動があります。
世の中には、60歳以上になってもバリバリ運動が出来る人がいますよね?
最近SNSで話題になった方ですと、90代の女性でスポーツインストラクターとして活躍してらっしゃる方もおられます。
いくつになっても元気な方というのは、運動を何歳からやっても効果があるということを教えてくれています。
1週間のうちに、450分ほど運動をする人(1日に約1時間の運動)は、全くしない人に比べて約40%死亡率が下がるという研究データもあります。
そして大事なことは、運動に加えて、
①バランスのいい食事
②十分な睡眠
③ストレス過多の生活を送らない
④タバコは吸わない
⑤お酒は飲みすぎない
ということです。
お気付きの方もおられるかと思いますが、上記の5つというのは全て、運動をする習慣がある方は日頃から意識が出来ています。
運動をする習慣がない方は、生活習慣を見直して、理想とする自分を手に入れましょう。
そうすると、自然と年齢のせいにはしないようになるでしょう。