施術に来られる方から、コルセットについての質問を沢山いただきます。
本日は、コルセットについてお話いたします。
みなさんから聞かれる質問として最も多いのが、
「コルセットはした方がいいのか？」
という内容です。
コルセットに関しては、痛い時だけするようにしましょう。
痛くない時に、”着けていれば痛くならない”というような保険感覚で着け続けてしまうと、筋力低下を招き、腰痛が改善しにくくなります。
具体的に申し上げますと、筋力低下はお腹の筋肉に起こります。
普段、お腹の筋肉の筋力で腹圧を維持することにより、腰は支えられています。
腰が痛い時というのは、腹圧が均等に維持出来なくなってしまいますので、コルセットに頼り腰を支えるということをやっています。
その状態を続けてしまうと、お腹の筋肉の筋力により腹圧を維持しなくなってしまいますので、お腹の筋力が低下していくというわけです。
そうなってしまうと、腰痛もなかなか改善しなくなってしまいますし、腰痛が起きやすい状態に陥ってしまいます。
コルセットも、正しい着け方で正しい使い方をすれば、とても効果的です。
ですから、着ける際は痛みがある時だけ、痛みが出る動作時だけにするようにしましょう。
そして着け方に関しても、間違った使い方をしてしまっている方がとても多いです。
着ける場所については、腰ではなく骨盤になります。
目安としては、ベルトくらいの位置が理想的ですので、少し下めに着けるということを心がけるようにしましょう。
締め付けすぎると、血液循環が悪くなってしまうことがありますので、程よい締め付け感を感じる程度にしましょう。
上記のことでご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください。
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