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最近では健康志向の高まりから、子供からお年寄りまで様々な年代で、スポーツを楽しむ人が増えています。

そして、栄養についても関心が高い方が非常に多くなってきています。

30年ほど前から、食事の質や摂取の仕方によって、スポーツにおけるパフォーマンスに違いが出るということが明らかになってきました。

一昔前の日本では、練習中に水を飲んではいけなかったり、試合前に消化の悪いカツを食べるようにするなど、「根性論」や「験担ぎ」などといった、非科学的な指導や考え方がありました。

 

女性の長距離選手は、強度の高いトレーニングとそれに見合った食事を摂らない結果、無月経や貧血、骨粗しょう症などの健康問題が起きてしまっていました。

スポーツにとっての食事や栄養が見直され、スポーツ選手の栄養サポートというのは欠かせないものになってきました。

スポーツの強豪校になると、チームに専属の栄養士がいるところも少しずつ増えてきています。

 

パフォーマンスを高め、体調を整えるのに必要なのは、日々の食事です。

スポーツ選手に限らず、成長期の中高生や健康作りの運動をしている高齢者の方でも、食事や栄養というのは非常に注目すべきポイントになります。

本日の内容は、早稲田大学スポーツ科学学術院名誉教授の樋口 満さんのお話をもとに書かせていただきました。

明日も引き続き、食事において話していくのですが、明日は食事において最も大切なことについてお話いたします。