立って作業をしている時や、階段の昇り降りの際に、膝カックンされた時のように、膝から崩れるようになったことはありませんか?
またその際に、転倒しそうになり、ヒヤリとした経験がある方もおられるかと思います。
この現象も、明確な原因があり、その原因が解消されれば再び起きることはなくなります。
その原因とは、ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)の硬さです。
本来、ももの前側の筋肉は、膝を伸ばす動作で縮み、膝を曲げる動作で伸びる動きをしています。
それを踏まえた上で、膝が崩れるようになるメカニズムをご説明いたします。
ももの前側の筋肉が硬くなっている方は、重心がつま先側にあることが多く、ももの前側で身体を支えるということを無意識にやっています。
そうなると、ももの前側の筋肉は常に縮みっぱなしで力が入っている状態になります。
その状態を続けていると、ももの前側の筋肉は疲れてしまいますよね?
筋肉が疲れた状態になると、ももの前側の筋肉も限界を迎えます。
限界を迎えてしまうと、急にももの前側の筋肉が緩んで力が抜けてしまい、膝がカクンと曲がってしまうという状態になってしまいます。
それが、膝から崩れてしまうメカニズムになります。
この現象に対しての対策としては、ももの前側の筋肉の柔軟性を出すストレッチやセルフケアが有効です。
やり方として簡単で、続けやすいのは、麵を伸ばす麺棒やすりこぎを使って、ももの前側を圧をかけながらこするというやり方です。
必ず、痛気持ちいい感覚でやることを心がけましょう。
続けてやっていくことで、膝が崩れるようになることはなくなっていきます。
是非、お試しください。
上記のことで、ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせください。