本日は、腱鞘炎についてお話いたします。
腱鞘炎は手首に多く発生するとされていますが、手首以外の様々な場所でも起こりえます。
腱鞘炎とは、腱が通るトンネルのようなところ(腱鞘)に炎症が起きるもので、多くのケースで激しい痛みを伴います。
よく、使いすぎると起こりやすいとされており、腱鞘炎になってしまうと動かすのも嫌になるくらい激しく痛むことが多いです。
腱鞘炎は、痛くなっている場所の周りの筋肉の硬さが引き金になっていることがとても多いです。
筋肉の硬さにより動きが悪くなってしまい、負担がかかり続けることにより腱鞘炎が起きてしまうというわけです。
腱鞘炎になってしまうと、激しい痛みで何も手につかないという状態になってしまうことが多いですので、腱鞘炎にならないようにすることがとても重要です。
手首の腱鞘炎も指の腱鞘炎も、前腕(肘から手首まで)の筋肉の柔軟性を高めてあげるととても効果的です。
ですから、前腕(肘から手首まで)をマッサージしたりストレッチしたりすると良いでしょう。
ストレッチに関してですが、肘を伸ばした状態で指が上に向くように手を前に出し、手のひらを向こう側に向け、その状態で指先を反対の手で持ち手前に引きます。
その状態で20秒間を3セットやってください。
それを1日の中で3回やるようにしましょう。
※3回については、「朝起きてから、お風呂上がり、寝る前」のように時間帯やタイミングを決めてやっていただくと、確実に出来るのでオススメです。
セルフケアにおけるマッサージに関しては、痛くないくらいの強さでするのが最も効果的です。
痛くしてしまうと、筋肉は反射的に力が入ってしまい逆効果になることがありますので、力加減だけ気を付けてやっていただければと思います。
マッサージを手だけを使ってやってしまうと、疲れてしまいますので、マッサージガンやフォームローラーなどの道具を使って効率よくやる方法がとてもオススメです。
手や指を普段から酷使してらっしゃる方は、毎日ストレッチやマッサージをやることで、腱鞘炎になるリスクはとても少なくなります。
最初は1日の中で少しだけでも構いませんので、時間を作って毎日ストレッチやマッサージをやっていただければと思います。
上記のことで、ご不明な点やご質問がある方は、お気軽にLINEでお問い合わせください。