背中の張りがあるのに、無理して仕事を続けている方はいませんか?
その背中の張りを放っておくと、様々な症状に繋がりかねません。
背中には肩甲骨があります。
肩甲骨と肩関節は連動して動いています。
そのことを肩甲上腕リズムと呼ぶのですが、肩甲骨:肩関節(1:2)の割合で動いています。
例えば、肩甲骨が30度動くときは肩関節が60度動くという感じです。
ですから、背中の張りがある方は、肩甲骨の動きに影響が出てしまい、様々な症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
その代表例が、四十肩や五十肩と呼ばれるものです。
四十肩や五十肩は、肩甲骨の動きが良くなると症状が改善していくことがほとんどです。
それは、肩甲骨の動きが改善されると肩関節の動きも改善していくからです。
(※実際には四十肩や五十肩も、様々な要因がありますので、肩甲骨の動きが良くなったからと言って症状が改善していくという簡単なものではないのですが・・・)
背中の張りを感じたら放っておくのではなく、ストレッチをしたり、ケアをしたり、施術に行ったり、早い段階で何か手を打っていただいた方がいいかと思います。
こじらせてしまうと、なかなか症状が改善しないということに繋がってしまいますので、早めに対策を取るようにしましょう。