本日は第3段ということで、気持ちの面(メンタル)についてお話させていただきます。

私もフルマラソンは走ったことが無いので、当院の患者様で20回以上フルマラソンを走られていらっしゃる方(自己ベストは2時間50分台)の話をもとにお話いたします。

 

42.195キロを走る中で、何度も何度も走るのを止めようかなと思う場面があるそうです。

大半の方が、10キロ単位でその気持ちに襲われることが多いそうです。

足が痛かったり、腰が痛かったり、背中が痛かったり、呼吸が苦しかったり、理由は様々ですがゴールまで走れるのか不安になってしまうようです。

そのような状況に陥った時に、走ることを止めてしまうのは簡単ですが、出来れば完走したいと考える方が大半だと思います。

そこで完走するために重要となってくるのが、気持ちの面(メンタル)です。

 

人間というのは、気持ちの弱い生き物です。

あわよくば少しでも楽をしたいと思ってしまうのが人間本来の心理状態です。

その弱い部分が、フルマラソンではきつくなってきたときに出やすいそうです。

弱い部分が出ないようにするには、何のために走っているかということを明確にすることが大事だそうです。

その芯の部分があれば、それがきつくなっても踏ん張れるメンタルに繋がります。

 

ですから、熊本城マラソンを走る方で完走が目標だけど完走できるか不安に思ってらっしゃる方は、何のために走るのかを明確にして臨んでもらえればと思います。