本日は私が持っている国家資格の、柔道整復師という資格についてお話いたします。
みなさんは、柔道整復師という国家資格をご存知でしょうか?
なかなか聞き馴染みのない資格だと思いますので、知らない方も多いかと思います。
柔道整復師の国家資格を持っていると、整骨院や接骨院などの健康保険を取り扱って施術をしている場所で働けます。
つまり、整骨院や接骨院の先生が、柔道整復師です。
柔道整復師とは、厚生労働省認可の国家資格になります。
と言うと聞こえはいいのですが、厚生労働省の管轄の国家資格というだけのことです。
毎年3月の第1日曜日に行われる国家試験で合格すれば、柔道整復師になることが出来ます。
医師の国家試験と、歯科医師の国家試験と同様、必修問題という問題をクリアしないと合格出来ないため、医療系の国家試験の中ではとても難易度が高いと言われている国家資格になります。
現時点で、柔道整復師を養成する専門学校や大学は、日本に100校以上あります。
ちなみに昨年の国家試験での全国の合格者数は、約3000人だったそうです。
私が国家資格を取ったのが約10年前なのですが、その時は約7000人が合格していましたので、約10年で合格者数が半減していることになります。
その理由が知りたい方は、個別でお伝えしますので、ご連絡ください。
一昔前までは、整骨院を開業すると患者さんが沢山集まり、繁盛するというのが普通だったので、柔道整復師はとても人気がありました。
ですが、時代の変化や時代の流れにより、そうではなくなってきました。
さらに追い打ちをかけるように、保険の請求がとても厳しくなり、経営が成り立たなくなる整骨院が増えてきました。
そうなってくると、知恵を働かせ、不正な請求に手を染める柔道整復師が増えていったのです。
真っ当な柔道整復師がいる一方で、不正をはたらく柔道整復師も沢山いるため、その事実に対して、非常に残念に思っています。
現在、健康保険を使った保険請求に関しては、急性期の外傷(いわゆるケガ)でしか出来ません。
マッサージ感覚で保険が使える整骨院や接骨院に通っている方がおられるのなら、不正請求に加担することになるので直ちにやめるようにしましょう。
私は、患者さんの痛みや不調を改善させて、患者さんの人生を変えられるようにという思いで柔道整復師になりました。
不正請求がしたくて柔道整復師になったわけではありません。
ですから、自費だけの診療で保険診療を一切やらない、整体院という形で開業しました。
私は、痛みや不調を改善させたいという方の力になりたいなと強く思っています。
痛みや不調でお困りの方は、まずは当院までお問い合わせください。
LINEでのお問い合わせですと、やり取りがスムーズにいく場合がほとんどですので、お問い合わせの際は、LINEをご活用ください。