朝から子供たちの保育園に送った帰りに、整体院に向かって車を運転している際、信号待ちをしていると、杖をついているご老人が歩いてらっしゃいました。
その時に感じたことを、本日は書いていこうと思います。
まず感じたのは、膝が痛くて杖をついてらっしゃるということです。
歩いてらっしゃる先には整形外科があり、膝の痛みで通院されているのだなと思いました。
そして、パッと見の段階からとても気になっていたことが、杖の長さです。
杖の長さが短すぎて、その方に合っておらず、とても歩きにくそうでした。
杖の長さというのは、目安の長さが決まっています。
身長÷2+2~3㎝
これが目安の長さと言われています。
150㎝の方の場合、77㎝~78㎝くらいが適しているということです。
適した杖の長さで歩かないと、どうなってしまうかというと、別の場所が痛くなっていきます。
膝が痛くて杖をついてらっしゃる方の場合ですと、反対側の膝や腰が痛くなることが多いです。
本日の出来事というのは、杖をついて歩いてらっしゃるご老人が悪いわけではありません。
杖をついて歩くように指示しているのは、病院のお医者様かリハビリの担当の理学療法士の方だと思います。
杖の適した長さも伝えられない医療従事者の方がいることに対して、私はとてもショックな気持ちでしたし、とても残念に思いました。
長さの合わない杖を使っている方は、どんな施術をしても症状が改善することはほぼありません。
逆に言うと、杖の長さを適した長さに合わせて、劇的に症状が改善した例も沢山あります。
杖をついている方は、ご自身の杖の長さを見つめ直していただければと思います。
上記のことで、ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
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