捻挫をした時にやるべきことが4つあります。
そのそれぞれの頭文字を取って、RICE(ライス)処置と呼びます。
それを1つ1つご紹介いたします。
Rest(安静)
患部の腫れや、血管の損傷を防ぐ意味で、患部を動かさずに安静にしましょう。
関節や筋肉を動かさないことにより、内出血も抑えられます。
Icing(冷却)
患部の腫れを抑えるために、氷を使って冷やしましょう。
シップや冷えピタは、深くまでは冷やせませんので、必ず氷で皮膚の感覚が無くなるまで冷やすようにしてください。
Compression(圧迫)
患部の内出血や腫れを抑えるため、腫れている部分を中心に軽く圧迫をします。
弾力のある伸び縮みのする包帯などでやるのが望ましいです。
強く圧迫しすぎると、循環障害に繋がりますので注意してください。
Elevation(挙上)
患部の腫れの軽減と、その腫れ自体を早く引かせるために、挙上します。
心臓よりも高い位置にするのが理想的です。
この4つの処置を早い段階で行えることが、その後の回復過程にとてつもなく大きな影響を及ぼします。
この4つの処置をやるかやらないかで、1~2週間程差が出ると言っても過言ではありません。
万が一、足首の捻挫をするようなことがあれば、このRICE処置を思い出して実践してください。