当院には、野球をやっている小中高生も沢山施術に来ています。

私が横浜で11年勤めた接骨院が、神奈川県の甲子園常連の強豪高校の野球部のトレーナーをしていたので、投球による肩や肘や腰の痛みに対しての施術はとても沢山の経験があります。

投球時の痛みに関しては、痛む場所だけが原因のことはほぼありません。

様々な要因が絡んで、結果として痛みが出ている場合がほとんどです。

 

私の友人の整体院の患者さんの話なのですが、中日ドラゴンズの選手で、肘の痛みを訴えて施術を開始したそうなのですが、施術を繰り返しても良くなったり悪くなったりをずっと繰り返していたそうです。

原因を探って施術を進めていくと、肘の痛みの原因は肘を痛める半年前に痛めた股関節の痛みだったそうです。

股関節の痛みにより股関節の可動域が悪くなり、その負担が投球動作で肘に影響を与えていたとのことでした。

 

このように、どこに原因が隠されているかが分からないケースは、よくあります。

特に野球のピッチャーは、痛みがあっても痛みが出ないようにかばって投げるということが上手だそうです。

他のスポーツの選手と比べても、野球のピッチャーはとくにその代償動作に優れているそうです。

どんな競技レベルにあっても、痛みを抱えたまま投げ続けるということは、絶対に避けてください。

そのような状態のまま続けてしまうと、間違いなく別のところが痛くなりますし、元々の原因が紛れてしまい、分からなくなってしまうことが多く、痛みの原因を探すのが困難になってしまいます。

そうなると、症状の改善に時間を要したり、改善しなかったりということが起きてしまいます。

投球時の痛みがある場合、誰に何と言われても休む勇気を持ちましょう。

しっかり休んで施術をして、万全の状態で復帰してチームに貢献出来るようにしましょう。

私を頼っていただけるのなら、そのサポートを全力でさせていただきます。