今日で東日本大震災から10年になります。

ここ数日、震災関連の記事を読んでいると、こうして普通に生活していることが当たり前ではないんだなということに気づかされました。

これからも、私は私の役割を全うし、頼っていただける方の力になれるように精進してまいります。

 

さて本日は、首の寝違えについてお話いたします。

温めるのが正解か、冷やすのが正解かということについても後ほどお話いたします。

 

そもそも、首の寝違えというのはどのような状態のことなのでしょうか?

首の寝違えとは、様々な原因で硬くなってしまった筋肉に力が入ってしまい、その力が抜けなくなっている状態のことです。

ですからほとんどの寝違えの方は、動かそうとすると鋭い痛みが走ります。

逆に、じっとしていて強い痛みがあるという方は非常に少ないです。

 

対処法としては、動かしはじめで痛い方とじっとしていても痛い方とで全く違います。

動かしはじめで痛みが出る方は、温めると効果的です。

日中ですと、ホッカイロなどを使っていただくと効果的に温めれるかと思います。

夜は38℃~40℃くらいのぬるめのお湯で半身浴を30分間していただけるといいです。

じっとしていても痛みがある方は、氷を氷のうや袋に入れて、皮膚の感覚が無くなるまで冷やし続けると効果的です。

冷やすやり方としては、まず15分間冷やし続けます。

一旦外して皮膚の感覚があるかを確認し、皮膚にまだ触った感覚があるようでしたら、それから5分刻みでそれを繰り返すというやり方が最も効果的です。

アイシングは、皮膚の感覚が無くなるくらいまでしないと、効果的ではありません。

慣れてないと皮膚の感覚が無くなるまでアイシングをするのは大変かもしれませんが、痛みを引かせるためだと思って頑張ってください。

 

寝違えの痛みは、放っておくと取れていくことがほとんどです。

ですが筋肉の硬さが残った状態にしてしまうと、間違いなく再発します。

放っておいて改善させるのではなく、必ず施術に行くですとか、ストレッチをするですとか、ケアをするですとか、何かしらの対処をするようにしましょう。