昨日に引き続き、
本日は効果的なアイシングのやり方についてお話いたします。
アイシングは、慣れるまで苦痛です。
夏はまだマシなのですが、冬のアイシングほど苦痛なものはありません。
ですから、ついついアイシングをやった気になって短時間で終わらせてしまうなんてことがよくあります。(冬が特に)
私が高校野球のトレーナーをしていた頃も、寒い時期のアイシングを真面目にやらない選手もいましたが、真面目にやっている子と真面目にやらない子では、疲労の残り方や痛みの取れ具合など、効果が違うなと感じることが多くありました。
やり方としては、必ず氷でやるようにしてください。
氷を袋に入れたり、氷のうに入れたりでやるといいでしょう。
保冷材だと温度が低すぎたり、固まっていて最初が点でしか冷やせなかったりということがありますので、凍傷などのリスクを避けるために、保冷剤でアイシングするということはしないでください。
どれくらいアイシングをするかに関しても、重要なのは時間ではなく皮膚の感覚です。
皮膚の感覚が無くなったらアイシングを外すということを徹底してください。
それくらいまでアイシングが出来ないと、ほとんど効果がありませんので、必ず皮膚の感覚が無くなるまでやるようにして下さい。
慣れると、夏でも冬でもなんてことなくアイシングが出来るようになっていくので、毎日コツコツ続けて習慣化出来るようにしてくださいね。