スポーツをやっている方、過去にやっていた方は、ウォーミングアップの重要性が分かると思います。

運動におけるウォーミングアップは、ケガの予防パフォーマンスのアップなどに繋がります。

逆に言うと、ウォーミングアップをしないで運動をすると、ケガのリスクやパフォーマンスの低下が顕著になります。

 

それはなぜか?

 

それは、身体が温まらない状態で動くことにより、筋肉が最大限伸び縮み出来ないからです。

最大限伸び縮み出来ない状態になると、関節の動く範囲(可動域)は制限されてしまい、ケガに繋がることが増えますし、本来持っている力が発揮されなくなってしまったりします。

 

実はこれは、運動をしている方だけに言える話ではないのです。

運動をしていない方でも、身体が温まらない状態で身体を動かし始めてしまうことにより、身体を痛めてしまっている場合がとても多いですし、温まらない状態のせいで身体の動きの悪さという部分に繋がってしまうことも非常に多いです。

ですから、日常生活の中にウォーミングアップの要素を取り入れていただいてコツコツ続けていただくことにより、様々なリスクが最小限になります。

 

オススメのやり方は、朝目が覚めて起き上がる前に寝転んだ状態で、動かせる関節をとにかく動かすというやり方です。

首でも肩甲骨でも、腰でも膝でも、足首でも指でも、どこでも構いません。

とにかく動かせる関節を、どんな動きでもいいので動かしてください。

そうすると、全身に血液が循環しますので、身体を痛めたり違和感を感じるようになったり、動きが悪くなったりということのリスクがとても少なくなるでしょう。

是非明日の朝から、早速はじめてみていただければなと思います。