10月も今日で終わりですね。

歳を重ねるにつれて、日が経つのをとても早く感じます。

後悔しないように、一日一日を大切に過ごしていきましょう。

 

本日は、枕の話をさせていただきます。

みなさんは、どのような枕をお使いですか?

低い枕、高い枕、柔らかい枕、硬い枕、様々な種類があるなかで人によって好みはそれぞれ様々だと思います。

良く患者様に、どんな枕がいいんですか?と質問を受けることがあります。

枕は、高すぎても低すぎても寝ている時に首に負担がかかってしまいます。

最近は、オーダー枕を作ってくれる専門店があったりします。

一見よさそうですが、実際にオーダーで枕を作った方から話を聞くと、使っているうちに合わなくなってきたり、それを調節に行こうとすると追加で料金を取られたりしてしまうようです。

当院がオススメするのは、枕はいらないということです。

意外でしょ??(笑)

人間の首の骨は7個あり、前に弯曲しています。

枕を使わないことにより、本来前に弯曲している首の骨の形状を取り戻すということが出来ます。

枕の高さにより、本来の弯曲が失われていくことだってありますし、間違った弯曲が強くなってしまうことだってあります。

ですから、枕は使わなくて結構です。

いきなり枕を無くして違和感で寝れない方は、バスタオルを三つ折りにし丸めた物を首の弯曲に沿って置いて寝るといいです。

 

肩こりの方や、ストレートネックの方は、肩や首の筋肉が硬くなってしまっています。

ストレートネックの方は首の骨の弯曲が無くなり真っ直ぐになってしまう疾患ですし、肩こりの方も首の骨の弯曲が正常に前に弯曲していないことが多いです。

そんな方たちは、枕の高さで心地よさが変わります。

心地よさ=悪い姿勢ですし、窮屈さ=良い姿勢ということになってしまいます。

肩こりもストレートネックもない正常な方々は、それが真逆なのですが・・・

ですから、心地いい姿勢が良い姿勢に出来るように普段から意識を持って生活していただければと思います。