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肩の痛みにも、様々なものがあります。

様々な肩の痛み全てに言えるのですが、こじらせてしまうと非常に厄介です。

なかなか痛みが改善しない。

症状がなかなか変化すらしない。

というような状態になってしまうことが、とても多くあります。

本日は、なぜ肩の痛みをこじらせると厄介なのか?ということを、お話いたします。

 

肩関節というのは、医学的には別名「球関節」という呼び方で呼ばれます。

字の通り、肩関節は球(玉)のような形状になっており、様々な動きが出来るというのが特徴です。

様々な動きが出来るからこそ、肩関節には関節唇と呼ばれる特殊な軟骨があり、様々な動きの中で生じる様々な負荷を軽減出来るようになっています。

様々な動きが出来るということは、それに伴い沢山の筋肉がその動きに関係しています。

そして人間は、かばって動かす「代償動作」と言う動作をやっています。

例えば痛みや違和感があったとしても、それを感じないように同じように動かすということが無意識に出来てしまいます。

それを代償動作と言います。

基本的に代償動作は、どこの場所でも上手に出来るのですが、特に肩関節は他の場所よりも上手に代償動作が出来てしまうと言われています。

それは上記でも言いましたように、沢山の筋肉で様々な動きが出来てしまうという肩関節の特性が、そうさせてしまうのです。

つまり、痛みや違和感を肩に感じている時というのは、それと同時にかばって動かす代償動作をすでにしてしまっています。

その痛みや違和感を、我慢してこじらせてしまうと、元々の痛みとは別で様々な症状が追加されてしまい、対処しようとした時には、なかなか症状が改善しないという状態に陥ってしまうというわけです。

 

そうならないためには、早めに対処する必要があります。

何事においても早期発見というのが、症状を早く改善させるためのカギになりますが、特に肩関節の場合はより早期発見しなければならない場所だと思っています。

ですから少しの痛みや少しの違和感でも、思い切って病院や整骨院や整体院に行き、施術を受けるようにしましょう。

肩関節の動きは、日常生活において欠かせない動きのことが多くあります。

こじらせることのないように、早めに対処するようにしましょう。

 

上記のことで、ご不明な点がある方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。