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睡眠について知ることが睡眠を変えるきっかけになるというタイトルでお伝えするのが、本日で5回目になります。
本日は、睡眠障害についてお話いたします。
実は今、睡眠時に何かしらの障害を抱える人が急増しているそうです。
みなさんは、睡眠時無呼吸症候群という名前を聞いたことがありますか?
寝ている時に、一時的に呼吸が止まってしまうもので、どうしても、太っている中年の男性に多いというイメージを持つ人が多いかと思います。
しかし最近では、痩せている女性にも増えてきているそうです。
多くの場合は、太った方の太くなってしまった首の肉が、睡眠中に気道をふさいでしまうことにより起こると言われています。
しかし、痩せている人でも、下あごの重さにより気道をふさいでしまう場合があるのです。
現代人は、仕事や日常生活で長時間下を向いていることが多いです。
その際、下あごには下顎骨と舌の重みがかかり続けてしまいます。
そのせいで、下あごの周りの筋肉が硬くなってしまいます。
ですから、就寝時に上向きになった時に下あごが下がって固まってしまい、気道をふさいでしまうことで、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがあるというわけです。
睡眠時無呼吸症候群は、最悪の場合、命にかかわることもありますので、家族から指摘されたり、睡眠アプリなどでそうかもしれないと思っている方は、早急に医療機関を受診するようにしましょう。
睡眠障害として他には、
比較的女性に多く、睡眠中に無意識に食べ物や飲み物を摂取してしまうのが、「睡眠関連食行動障害」です。
夢を見ている状態の通りに身体が動いてしまう、「レム睡眠行動障害」というのもあります。
また、足にほてり感や虫が這うような感覚になってしまう、「むずむず脚症候群」というのもあります。
夜の睡眠とは少し違いますが、昼間に耐えられないくらいの眠気に襲われてしまう、「ナルコレプシー」というのも最近話題になっています。
上記に挙げた数々の睡眠障害は、放っておいて改善されるというものがほとんどありません。
日常生活に支障をきたすようになってしまうようでしたら、早急に専門医を受診することをお勧めいたします。
次回は、最適な睡眠時間についてお話いたします。
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