本日は、成長ホルモンのことについてお話いたします。

 

眠りに入って2~3時間後に分泌されるのが成長ホルモンです。

大人になりこれ以上身長が伸びないだろうから、成長ホルモンは関係ないとお思いだと思いますが、実はそうでもないのです。

成長ホルモンの働きは、名前の通り「成長」に関係するだけではありません。

実は成長ホルモンというのは、細胞を修復させたり、疲労回復させるということにも役立っています

肌(皮膚)や内臓の細胞が新しいものに入れ替える「ターンオーバー」と言われることは、成長ホルモンによって行われています。

睡眠の質が悪い方というのは、この成長ホルモンが上手に働いていない場合が多いと言われています。

ですから、寝て起きた際にまだ眠いなと感じる方は、細胞の修復が不完全だったり、疲労回復の部分に対しての自分の身体の回復力の部分の働きが不十分になってしまい、目覚めや寝起きが悪いという状態になってしまうのです。

 

成長ホルモンを活発に働かせるためにも、規則正しい生活を心がけ、身体が眠りを欲した状態を作り出せるようにしていきましょう。