本日は、練習不足が引き起こす身体の痛みについてお話いたします。
私の実家が熊本市南区にあり、すぐ近くが熊本城マラソンのコースになっています。
ですから、昨年の熊本城マラソンは実家の近くで観戦していました。
実家の近くがちょうど10キロ地点ですので、10キロを時間制限で通過できずにリタイアする方々が話しているのが聞こえたりしていました。
その中で、全然練習してないと言っている方が多く、そういう方々は身体のどこかが痛いという話をされていました。
せっかく安くないお金を払って2~3倍の倍率を勝ち取って走るチャンスをもらっているのに、たかだか10キロくらいでリタイアするなんて、大金持ちの娯楽かと突っ込みたくなります。(笑)
どうしても、忙しさから練習時間が取れないなんて方もいらっしゃいますから、痛めやすい箇所を把握しておくということだけでも私のこのブログは役に立てるかと思います。
まずよく痛めてしまうのが、膝です。
これに関しては、練習をしていても痛める方は大勢います。
膝を痛めてしまう理由は、走る姿勢(フォーム)にあります。
特に坂道やちょっとした上りや下りの道で、上半身が前に突っ込む動きになりますので、膝に負担がかかりやすくなります。
平坦な道以外を走る時に、その辺を意識して走っていただくだけでも全然違います。
他に痛めやすい代表格が、腰です。
腰に関しては、フォームが安定せず身体がねじれる動きが多くなってくることにより痛みが出てしまうことが多いです。
これに関しても、練習不足が引き起こしてしまうので、腰の軸がブレないように意識しながら走るのがいいでしょう。
呼吸が苦しくなったりすることにより、心肺機能がきつくなってしまうことに関しては、休み休み走ればいいとしか言えませんが、休み休み走る時は時間配分に十分気を付けましょう。
練習不足の方は、少しでもケガのリスクを減らすため、ウォーミングアップの時間を余計に取り、さらにその温まった身体を冷やさないようにストレッチをするということを心がけてください。