昨日の内容の続きですので、まだ見ていない方はこちらからご確認ください。
まず、整骨院と接骨院とはどんな所なのか?という部分からお話いたします。
整骨院・接骨院というのは、限られた症状のみ健康保険が使える場所です。
限られた症状というのは、現在では、原因が明確な急性期の外傷(いわゆるケガ)だけです。
それだけが、健康保険を使って施術を受けられます。
熊本ではまだ多くの整骨院・接骨院が、本来の健康保険の範囲外の症状でも、ケガを装って施術をしている現状があります。
いわゆる不正請求によって得られる利益というのは、みなさんが納めた税金の一部になります。
税金がそのような使われ方をしていると、腹立たしいですね。
みなさんは、そのような不正請求には絶対に加担しないようにしましょう。
施術の内容に関しては、多くの場所で電気の機械による施術と手技という名のマッサージが主だと思います。
場所場所によって、やり方や目的は異なるため、慎重に選ぶようにしましょう。
そもそも、整骨院と接骨院の違いなのですが、基本的に名乗っている名前が違うだけで、中身は全く同じです。
厳密に言うと、法律上(柔道整復師法)は、接骨院という表記しか認められていないのですが、実際には整骨院という表記でも処罰の対象にはなりません。
このことは、私の友人が実際に厚生労働省へ問い合わせをし、明確な回答がありました。
まとめますと、整骨院・接骨院という場所は、特定の症状で保険が使えて、名前は整骨院・接骨院と違いますが、どちらも中身は変わりないということです。
施術によりやることというのは、整骨院・接骨院によって異なるため、選ぶ際は自分に合った場所を探すようにしていただければと思います。
明日は整体院についてお話いたしますので、お楽しみに。