本日は、揉み返しについてお話いたします。
みなさんは、揉み返しの経験はありますか?
揉み返しとは、治療後に身体に出る反応のことです。
揉み返しの症状としては、治療した箇所が治療後に痛くなったり、身体がだる重くなったりを感じることがほとんどです。
揉み返しのことを、好転反応と呼ぶ治療院もあります。
「揉み返し」とひとくくりにすることが多いのですが、揉み返しには良い揉み返しと悪い揉み返しの2種類あるのはご存知でしたか?
今日はそちらをお話いたします。
まずは悪い揉み返しからお話いたします。
悪い揉み返しに関しては、治療により筋肉の線維や筋肉の表面にある筋膜が損傷され、筋肉痛のような状態になってしまうことです。
これに関しては、3~7日間くらい続くことが多く、ただただ痛いというのが続きます。
これが悪い揉み返しです。
次に良い揉み返しです。
良い揉み返しに関しては、治療により身体の中の老廃物や疲労物質が流れていき、それにより身体が重だるくなってしまうことです。
これに関しては、1~2日でおさまることが多く、その後に身体が軽くなるという感じになります。
これが良い揉み返しです。
当院では、こちらを好転反応と呼んでいます。
このように、良い揉み返し(好転反応)と悪い揉み返しがありますので、治療に行かれてそのような反応が出た際に参考にしていただければと思います。