お盆中の台風の進路が気になりますね。
何があってもいいように、備えは万全にしておきましょうね。
さて本日は、急な痛みの対処法についてお話させていただきます。
身体のどこかが急に痛くなった際、温めればいいのか、冷やせばいいのか、どちらか分からないことはありませんか?
簡潔に申し上げますと、炎症があれば冷やす、炎症がなければ温めるのが正解です。
炎症の有無がそもそも分からないという声が聞こえてきそうなので、その判断方法もお伝えしますね。
炎症の有無の簡単な見分け方は、安静時(じっとしている時)にズキズキ痛むかどうかです。
安静時にズキズキ痛めば、間違いなく炎症があります。
安静時に脈を打つような痛み(ドクドク痛む感じ)の時も、間違いなく炎症があります。
そのような感じがなくても、患部が赤くなっていたり、腫れていたり、熱を持っている時や、痛くて動かない時も間違いなく炎症がありますので、そういう時は冷やすようにしてください。
それ以外の痛みは、基本的には温めると覚えてておいていただけるといいかと思います。
よく、冷やす時間についてもご質問をいただくのですが、冷やす目安の時間は、皮膚の感覚が無くなるくらいです。
時間ではなく、皮膚の感覚で判断してください。
どっちかなーと迷う時に関しては、とりあえず冷やしていただけるといいです。
人間の身体というのは、自分の力で温めることは出来ますが、自分の力で冷やすということは出来ません。
身体を冷やすことに関しては、外からの力を借りるしかありません。
ですので、どうしていいか分からない時にはとりあえず冷やしてみて、それでも改善しない場合は温めてみてください。
急な痛みで、冷やしても温めても改善しない場合は、お早めに当院までご相談ください。