本日は、マッサージに依存した施術は本当に効果的なのか?ということについてお話いたします。
マッサージにおいて、リラクゼーションが目的の施術というのは、症状の改善に時間を要することがほとんどです。
通う頻度を詰めて施術を受けに行ったとしても、残念ながら症状の変化や改善に対して期待が出来ない場合が非常に多いです。
それはなぜなのか?
マッサージの施術というのは、症状の原因に対しての施術ではなく、結果的に症状が出てしまっている場所に対しての施術をしていることがほとんどだからです。
つまり施術をする側が、症状を変化・改善させるための的確な施術のやり方が分かっていないため、症状が出ている場所に対してマッサージをすることしか出来ないというわけです。
どうすればいいかよく分かっていないのにも関わらず、施術する側が向上心がない人が多いため、どうすれば変化し改善するのかということを追い求めるわけでもなく、とにかく症状が出ている場所をマッサージしとけばいいやという感覚で、そのままにしている場合が非常に多いです。
リラクゼーションを目的としているマッサージの施術は、目的がリラクゼーションということで明確なのでまだいいのですが、国家資格を持っている意識の低い先生たちがとても厄介です。
そのような先生たちは、中途半端に知識やプライドがあるため、症状の変化や改善のさせ方が分かっていないのにも関わらず、患者さんにはマッサージの施術で症状が改善すると言ってしまいます。
白衣を着た先生が自信を持って言ってしまうため、患者さんとしてはその先生を信じて通い続けてしまいます。
ですから当院には、
「もう少し通えば良くなると言われたから通い続けたけど、結局全く良くならなかった」
という方が、沢山来られます。
様々な施術をする場所があるからこそ、症状を変化すらさせられないマッサージに依存した施術を提供している場所を見極めるのはとても難しいと思います。
なおかつ、患者さんとしてもマッサージは気持ちがいい感覚ですので、ついつい通ってしまう気持ちも分かります。
リラクゼーションなどの目的が明確な場合は、マッサージを活用していただいていいと思いますが、痛みや不調でお困りの場合で、マッサージの施術を選択するのはお金や時間を無駄にしてしまうかもしれません。
くれぐれも見極めるのを間違えないようご注意いただければと思います。
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