シリーズでお送りしています、ストレッチについてですが、今日は第3弾となります。

本日は、どれくらいの感覚でやればいいのか?ということについてお話いたします。

よく、ストレッチの指導をさせていただくと、痛くてもどんどんやってもいいですか?という質問をいただきます。

ストレッチをする時の自分の感覚というのは非常に大事で、痛みが出ている状態でストレッチをやるのはやめた方がいいです。

痛みが出る状態でストレッチをしてしまうと、痛みが増したり、痛みが改善しないことがほとんどです。

特に、痛みが出る状態で、反動を付けてストレッチをするというのは最もやってはダメなパターンなのですが、そのやり方ならやらない方がいいでしょう。

 

ストレッチをしていると、これ以上いかないという感覚になりますよね?

その、これ以上いかないという感覚からもう少しいこうとすると、痛みが出ますよね?

その痛みが出ている状態というのは、脳から身体に「これ以上やったら危険ですよ」というサインが出ている状態なのです。

それを、伸張反射というのですが、伸張反射が出る状態でストレッチをしても、ほとんど効果がありません。

ストレッチで筋肉を伸ばそうとしている時に伸張反射が出てしまうと、脳は身体にブレーキをかけてしまうので、伸ばしているようで筋肉には力が入った状態になり、伸ばせていない状態になっています。

そのようなやり方ですと時間の無駄になってしまいますので、やり方のコツ、感覚のコツとしましては、これ以上いかないというところで息を吐きながら、痛くない程度で少しずつ伸ばしていくというやり方が効果的かと思います。

とにかく続けられるやり方で、コツコツ続けていただければと思います。