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なかなか取れない痛みって、ありますよね?
痛みが出る状態というのは、痛みが出ている場所の組織が正常ではなくなっているという状態のことです。
その場合、その場所自体の痛みというのは、実はそこまで長く感じないという研究があります。
要は時間が経っている痛みに関しては、その痛む場所の組織は正常な状態になっていることが多いということです。
それにもかかわらず、なぜいつまでも痛みを感じてしまうのでしょうか?
それは、自律神経(交感神経と副交感神経)が乱れてしまっていることに原因がある場合が、とても多いです。
交感神経は、痛みが出ている時に優位に活発に働いています。
人間は、強烈な痛みを感じてしまうと、交感神経が強く働いてしまいます。
そのことにより、副交感神経とのバランスが上手くとれなくなってしまうと、いわゆる自律神経が乱れた状態になってしまいます。
つまり、交感神経が強く働いてしまうと、身体が緊張状態・興奮状態になってしまい、リラックスする部分の副交感神経が上手く働かなくなってしまうということです。
ですから、痛みがなかなか引かない方に関しては、副交感神経が優位に働くように過ごすというのが効果的です。
どういうことかと言いますと、1日の中に自分がリラックス出来る方法で過ごす時間を設けるということです。
音楽を聴いたり、映画を観たり、いい景色を見たり、温泉に入ったり、様々なリラックス法が世の中には存在します。
ですがリラックスする方法は、人それぞれのため、一概にこれをした方がいいというようなことは言えません。
様々な方法の中から、リラックスする出来る方法を自分で探し出し、それを実践していただければと思います。
普段から、自律神経に対して誰でも出来るアプローチとしては、腹式呼吸です。
普段の呼吸から腹式呼吸に変えられるのが理想的なのですが、難しい方はお風呂上がりや寝る前など、自分で時間を作って腹式呼吸を実践していただければと思います。
痛みがなかなか取れない方は、普段からリラックスが出来る方法を実践したり、腹式呼吸を意識するということをしていただいて、自律神経に対してアプローチする習慣をつけていきましょう。
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