本日は、正しい姿勢をする時に多くの方が勘違いしてしまっていることについてお話いたします。
猫背矯正や姿勢矯正をやっている整体院や整骨院は沢山あります。
健康保険が適用される整骨院のここ最近の特徴としては、保険請求が厳しくなっていることにより、自費のメニューを取り入れているということがあります。
自費のメニューの中でも特に多いのが、この猫背矯正や姿勢矯正や骨盤矯正といったものです。
このようなものに関しては、患者さん本人が自覚していても、どの程度悪い状態になっているかということが明確に分からないがゆえに、常に整骨院主導で話が進んでしまうという問題点があります。
ですから患者さんからしたら、言いくるめられやすいということが言えます。
特に整骨院のような保険診療だけをやってきた人たちというのは、話を大げさにしたりごまかしたりすり替えたりが上手な人が多いため、このようなメニューははじめやすく続けやすいですし、患者さんにとって変化や経過が分かりにくいからこそ、変化を求めて続けて通ってしまう方が多いと言えます。
実際に、いつまで通ったら猫背が改善するかも不透明ですし、正しい姿勢になっているかが自分の感覚では分かりにくいため、整骨院側の言いなりになってしまうと、一生通わなければいけなくなります。
よくそのような整骨院で、患者さんに対して説明する際に勘違いされていることがあります。
それは、「正しい姿勢=胸を張る」という意識の置き方です。
現時点で整骨院に通っていて、整骨院の先生が胸を張る意識で姿勢の話をされるのなら、今すぐその整骨院に通うのはやめましょう。
確かに、正しい姿勢を手に入れるために、胸を張るという行為は間違いではありません。
ですが胸を張るという部分に意識を持ってしまうと、首や肩や背中の筋肉に負荷をかけてしまい、首や肩や背中の筋肉の力が抜けなくなることで、症状を悪化させてしまう危険性が非常に高いです。
そこで大事なのが、胸を張るという意識ではなく、結果的に胸が張れているという状態を作り出すことです。
ちょっとした違いですが、そこの意識の違いだけで、症状を悪化させてしまうリスクがとても低くなります。
結果的に胸が張れる状態を作るために何をしなければいけないのか?
その方法を詳しく知りたい方は、ご連絡いただければと思います。
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