梅雨が明け、いよいよ夏本番ですね。
暑さに負けずに頑張りましょう!!
今日は、ぎっくり腰についてお話させていただきます。
海外では『魔女の一撃』と呼ばれ、衝撃的な痛みを伴います。
ぎっくり腰は、筋肉の硬さが原因で筋肉の伸び縮みが上手に出来ない状態で、重い物を持ったり、くしゃみをしたり、体を急にひねったりしてしまうと起きやすいです。
ひどいと呼吸をしても痛かったり、歩く時にも足が前に出なくなって一歩も動けなかったりもします。
こんなぎっくり腰ですが、治療とかをせずにただ安静にしていれば3ヶ月以内に自然に収まると言われています。
そもそも痛みが強くあるのに、何もせずに安静にしている人はなかなかいないと思いますけど・・・
何も対処をしない場合は再発する危険や、慢性化する事がとても多いです。
さらに症状を悪化させて椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などになるケースも多くあります。
では、ぎっくり腰を含め、腰痛を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?
例えばですが、
1.荷物を持つ時には、足場が悪い所を避け、無理な姿勢で持たない。
2.極端に重い物は、持たないよう普段から物の収納方法を心掛ける。
3.睡眠不足、過労気味の時にぎっくり腰が起きやすいと認識することも大事。
4.普段から適度な運動を心掛ける。
荷物を持つ時は、物の重さに関らず必ず自分の身体に言い聞かせてから持つようにしましょう。
「今から物持つよ~」と身体に言い聞かせてやってください。
これはかなり大事なことで、ぎっくり腰になる時は実は物の重さはそんなに関係ありません。
もちろん重たい物を持ち上げる時はリスクが大きいですが、重たい物を持つ時は重いと分かってるので身体が準備をした状態で、なおかつ腰が痛くならないように持ててることが多いのです。
以前診させていただいていた配達の仕事をされていた方は、棚にあった軽い物(箱に入ったサプリメント)を持った時にぎっくり腰になられました。
そのように、身体が準備が出来ていない状態で腰に負担がかかると、物の重さは関係なくぎっくり腰になってしまいます。
物を持つ時は、重さに関係なく重量挙げの選手のようにお尻を突き出して自分の身体に言い聞かせながら持つようにしてください。
よく再発すると言われるぎっくり腰ですが、当院は再発させないような治療やアドバイスをさせていただいております。
それをしっかりやっていただけると、再発しなくなります。
再発するぎっくり腰や慢性的な腰痛にお悩みの方は、是非当院までご相談ください。