膝のヒアルロン酸の注射に対して多くの方がしている勘違い

膝が痛くて整形外科へ行くと、ヒアルロン酸の注射を打つことがあります。

そのような経験がある方は多いのではないでしょうか？

ヒアルロン酸の注射による効果は、残念ながら一時的な効果しかありません。

プラセボ効果(効果が出ていると思い込むこと)により、継続的な効果が出てしまう方もおられますので、効果を感じている方は、続けてヒアルロン酸を注射してもいいのかなと思っています。

一時的な効果しかないということは、何の確証もなく、ただ言っているだけではありません。

一時的な効果しかないと断言出来るのにも、きちんとした理由があります。

ヒアルロン酸の注射というのは、分かりやすく言うと、サビついた部分に「KURE 556」のような潤滑剤をシューっとする感覚に似ています。

つまりヒアルロン酸というのは、潤滑油のような役割をしています。

膝の関節は、関節包という袋のようなものに包まれていますので、その袋の中に潤滑油であるヒアルロン酸が留まってくれると、膝の動きがスムーズになります。

継続的にヒアルロン酸の注射をする場合、人間の脳はとても賢いので、外から入ってくるヒアルロン酸のことを、途中から異物だという認識をするようになります。

ですから、その場所に留まらせてはダメだという指令が脳から出されるようになり、異物だと感じているヒアルロン酸のことを、その場から無くそうと吸収させたり、分散させたりする働きをするようになってしまいます。

ヒアルロン酸の注射をしたことがある方に話を聞くと、大半の方が1～3回目くらいまでは効果を感じたけれど、それ以降は効果を感じなかったとおっしゃいます。

それはまさに、上記のことの裏付けとも言えると思います。

ヒアルロン酸の効果を感じなくなった患者さんに、病院がやる裏技的なことも、私は知っていますので、実際に私を頼っていただいた方には包み隠さずにお伝えしています。

これを話すと、驚く方がほとんどで、ショックを受けてしまう方もいらっしゃいます。

興味がある方は、直接LINEでご連絡いただいても構いません。

とにかく、ヒアルロン酸の注射で病院に通われている方、これからヒアルロン酸の注射を検討されている方は、一度考え直していただければと思います。

もちろん、ヒアルロン酸の注射を打ったけど効果が感じられなくなっている方や、そもそも効果を感じていない方も、お気軽にLINEでお問い合わせください。

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