当院に施術に来られる膝の痛みの方で、どこの場所が痛いのか分からないという方が結構沢山おられます。

その気持ち、とてもよく分かります。

私も以前、股関節を痛めた時に、どこが痛いというのが明確ではなく、その時によってや動きによって痛む場所が変わっていて、患者さんの気持ちがよく分かった経験があります。

 

膝のどこが痛むか分からない場合の痛みに関しては、膝のお皿の骨(膝蓋骨)の裏にある脂肪の組織(膝蓋下脂肪体)の炎症のことが非常に多いです。

(※これは、明確な負傷原因がない場合の話になりますので、明確にどうやって痛めたというのがある場合は、上記のことはほとんど当てはまりません。)

聞き慣れないであろう膝蓋下脂肪体は、画像で言うと上の図の場所になります。

何らかの原因でここに炎症がある場合、膝のどこが痛いか分からないや膝の中の方が痛むという感覚になることが多いです。

 

私が長年施術に関わってきた感覚ですと、膝の痛みを訴える方は、ほぼほぼこの膝蓋下脂肪体が炎症を起こしています。

当院はここに対しての的確な施術が出来るため、症状の改善が見込めますし、結果を出し続けることが出来ています。

 

人によって症状も原因も様々です。

1人1人の患者様に向き合い、その方々の痛みや不調に対し様々な可能性を考え、根本的な改善が出来るように施術をさせていただきます。

痛みや不調は、放っておいて良くなることはありません。

良くなる感覚になるのは、その痛みや不調に慣れていくからです。

どうか諦めることなく、私を頼っていただければと思います。