当院の施術に対しての考え方については、こちらをご覧ください。
膝の痛みにも様々なものがあります。
痛みの場所や痛む頻度、何が原因で痛みが出ているのか?など、様々なことが人によって違いますので、一概に当院の施術で改善させられますという無責任なことは断言出来ません。
当院に限らず、どんな施術の方法を選択したとしても、症状を改善させられるということを断言出来ないと思います。
身体を診てもいないのに、膝の痛みを改善させられると断言してらっしゃる先生方がとても多いため、そのような過大な表現をしてらっしゃる先生には、十分注意しましょう。
本日の内容は、専門的な用語や説明があると思いますが、極力分かりやすく説明することを心がけてお話いたします。
それでも分からない場合は、直接聞いていただいても構いませんし、分からない時点で読むのをやめていただいても大丈夫です。
まずはじめに、今までにこのブログでも散々お伝えしてきていますが、膝の軟骨がすり減って痛みが出るというのは、ウソです。
それは、前にも説明をしましたが、軟骨には痛みを感じる痛覚というものが存在しないからです。
じゃあ、実際に起きている膝の痛みは何の痛みなのか?
それが、本日の内容と繋がっていきます。
今までは、
①骨の組織が死んでしまう(壊死)ことによる痛み
②軟骨がすり減って無くなっていて骨同士が当たっていることによる痛み
③周りの筋肉の硬さにより筋肉が付いている部分(付着部)が引っ張られてしまっていることによる痛み
上記の様なことが原因なのではないかと考えられてきました。
もちろん、上記のことが原因で痛みが出ている膝の痛みは沢山あります。
上記のことが原因の場合の特徴としては、痛む場所が明確だということがあります。
つまり、膝の内側が痛いや、膝の外側が痛い、お皿の下が痛いなど、痛む場所がハッキリしているということです。
痛む場所が明確ではない方の場合で、よくあるパターンとして、膝は痛いのだけれど、痛い場所がよく分からないということがあります。
そのような方は、膝の中の方が痛いという表現をされる方が多いです。
そのような方の場合、「膝蓋下脂肪体」と言われる組織の炎症が原因になります。
「膝蓋下脂肪体」という名前を聞いたことがあるという方は、とても少ないと思います。
実際に、同業者でも知らない先生が沢山おられます。
場所で言うと、膝のお皿の骨(膝蓋骨)の下に強固な膝蓋靭帯という靭帯があるのですが、その裏側にあります。
「脂肪」という言葉の通り、非常に柔らかい組織です。
神経組織が密になっている上に、小さい血管が豊富にあります。
脂肪の組織なので、痛みのセンサーがとても多く、周りの組織の中では最も痛みに敏感という報告もあります。
捻った、ぶつけたなどの明確な痛みの原因がある時や、痛い場所が明確な場合以外で、なぜ痛くなったのかよく分からない膝の痛みの大半の原因は、膝蓋下脂肪体の炎症と言っても過言ではありません。
当院では様々な膝の痛みに対して、適切にかつ的確な施術が出来ます。
高い改善率、低い再発率の実現のために、施術はもちろん様々なことをお伝えしています。
膝の痛みでお悩みの方、どこに行っても施術の効果を実感しない方は、お気軽にLINEでお問い合わせください。
電話でのお問い合わせの場合、施術中は留守電にしていますし、休診日や診療時間外は留守電になっています。
折り返しに時間がかかる場合もありますので、あらかじめご了承ください。