変形性膝関節症による膝の痛みの真実

変形性膝関節症による膝の痛みの真実②

 

変形性膝関節症について、3日間に分けてお話をさせていただいております。

本日がその最終日となります。

最終日の今日は、軟骨がすり減って痛いというのがウソならば、なぜ痛みが出てしまっているか?についてお話いたします。

 

軟骨には痛みを感じる痛覚がありませんので、軟骨がすり減って痛いということはあり得ません。

ですが、軟骨がすり減ってしまい骨同士が当たるようになってしまうと、痛みを生じるようになっていくことが多いです。

ですが、今言った状態で痛みが出ている方に関しては、ほとんどの場合で誰が見ても分かるくらいの強い膝の変形があります。

では、誰が見ても分かるくらいの膝の変形がない方の場合はどうでしょうか?

そういう方々の場合は、筋肉の硬さから伸び縮みが上手くいかなくなり、痛みが生じている場合がほとんどです。

特徴として、じっとしている時には痛みがなく、動かしはじめに痛みを伴います。

ほとんどの方が後者の状態です。

つまり筋肉の硬さがあるがために、動かしはじめに筋肉の付いている場所が引っ張られてしまい痛くなっているということがほとんどなのです。

 

解決策としましては、強い変形の方はトレーニングにより足りなくなった筋肉をつける。

筋肉の硬さから痛みが出ている方は、筋肉の硬さが取れると痛みが少なくなっていきますので、日頃からの身体のケアやストレッチを続けてやっていただければと思います。