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整形外科や整骨院へ行くと、この画像のように、あおむけで腰を丸める体操や、腰を反らせるような体操をするように言われるかと思います。
腰痛でお悩みの方は、このようなストレッチや体操は、絶対にやらないでください。
それがなぜか?
それは、腰痛の原因が腰にはないからです。
このように極端に丸めたり反らせるような動きというのは、腰に大きな負荷をかけてしまい、腰痛が悪化する原因になってしまいます。
私は、整形外科や整骨院で教わった腰痛体操を自宅でやって、腰痛が悪化したケースを沢山知っています。
逆に、腰痛体操をやって腰痛が改善したという話は聞いたことがありません。
じゃあ、どこのストレッチをすればいいのか?
それは股関節です。
身体は様々な場所が連動することにより動いています。
腰痛の方というのは、その身体の連動性が悪くなっていて、腰の部分だけが余計に動くようになってしまい負荷がかかるような状態になってしまっているのです。
ですから、腰以外の動きの連動性をあげるということが出来れば、腰痛の症状は変化し改善に向かっていきます。
股関節のストレッチのやり方としては、大きく言うと2パターンあります。
腰痛の方の多くが、前屈(前かがみ)をした時に痛いか、後屈(反らせる)をした時に痛いという方です。
前屈(前かがみ)で痛い方は、お尻の硬さにより動きが連動しなくなっていることが大半ですので、お尻のストレッチをするようにしましょう。
この画像ですと、左のお尻が伸びるのですが、椅子に座って背筋を伸ばした状態で前屈をして20秒間というのを3セットやってください。
次に後屈(反らせる)をした時に痛い方は、ももの前側の筋肉の硬さにより動きが連動していない場合が大半ですので、ももの前側をストレッチするようにしましょう。
この画像ですと、左ももの前側が伸びるのですが、これも20秒を3セットやるようにしましょう。
どちらのストレッチも、20秒を3セットというのを1日に3~5回、なおかつ伸びている所を意識しながら出来ると非常に効果的と言えます。
無理のない範囲で、とにかく続けて毎日やるようにしましょう。
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