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寒くなってきて、ぎっくり腰の方が増えてきています。

整体院あるあるなのですが、季節の変わり目(特に寒くなる時期)は、ぎっくり腰の方が多いです。

ぎっくり腰とは、様々な条件で硬くなってしまった筋肉に力が入ってしまい、その力が抜けなくなっている状態のことです。

ですから、筋肉が縮みっぱなしになってしまい、伸び縮みさせようと動いた時に、筋肉が伸びることも縮むことも上手く出来ず、痛みが出てしまうというわけです。

 

ぎっくり腰は、欧米では「魔女の一撃」と呼ばれるくらい強烈な痛みを伴います。

私自身も、高校生の時にトレーニングをしていてぎっくり腰になってしまったことがあります。

その時は、あまりの痛さに自力で歩くことが出来ず、3人のラグビー部の屈強な友人に担いでもらって保健室に行きました。

 

ぎっくり腰になる方の特徴として言えることがあります。

それは、油断している状態の時に起こりやすいということです。

当院のぎっくり腰の患者様の実際の話ですと、お風呂で髪を洗う際にシャンプーのポンプを押そうとした時にぎっくり腰になった方がおられます。

他にも、ヤ〇ト運輸の方で、片手で持っても軽い荷物を棚の奥に手を伸ばして置こうとした時にぎっくり腰になった方もおられます。

ぎっくり腰の多くの方は、そんなことでぎっくり腰になる?と思ってしまうようなことで、実際にぎっくり腰になってしまっています。

いわゆる、よくある重い物を持ってぎっくり腰になったみたいな方は、おられはしますがそんなに多くはないのが現状です。

 

油断しないようにするのは、正直難しいことですが、少しの意識からはじめてみると効果的だと思います。

意識すべきは、どんな状況でも気を付けないとぎっくり腰になってしまうかもしれないという意識が最も有効かと思います。

元々腰痛がある方や、過去に1度でもぎっくり腰になったことがある方は、是非お試しください。