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坐骨神経痛でお悩みの方で、長い時間座っていると症状が出てしまうという方は多いのではないでしょうか?

実際に当院に来られる坐骨神経痛の方も、そのような方が非常に多いです。

そのような方は、是非一度テニスボールを使ったセルフケアをお試しいただければと思います。

テニスを競技としてやってらっしゃる方には、ボールをケアの道具に使うということで、ご不快に思われる方もいらっしゃると思いますが、ご容赦いただければと思います。

 

まず、坐骨神経痛とは?ということからご説明いたします。

坐骨神経痛に関しては、様々な原因が考えられるため、一概にこれが原因ですということは正直言いきれません。

ですが坐骨神経痛の多くが、お尻の深い所を通っている坐骨神経がお尻の筋肉の硬さで圧迫されたり、もも裏の筋肉の硬さで坐骨神経が引っ張られることにより痛みや痺れを引き起こしています。

様々な原因が考えられますので、上記の2つのことが全てではないということをご理解いただければと思います。

 

座っていて症状が出てしまうという方は、もも裏のケアをおすると非常に効果的なことが多くあります。

まずやり方なのですが、テニスボールを用意していただきます。

よく、野球ボールやソフトボール、ゴルフボールでもいいんですか?という質問がありますが、テニスボール以外のボールは表面が硬いため、セルフケアの後に筋肉痛のような症状を引き起こす場合がありますので、テニスボールをご用意いただければと思います。

テニスボールをお尻ともも裏の境目の部分に置いて座ります。

この際、柔らかい椅子では効果が限りなくゼロに近いため、柔らかい椅子以外の椅子でやってください。

そして、身体を揺らしながら心地いい場所を探すように、ボールを少しづつずらしていきます。

姿勢を正しくする意識で、リラックスした状態でやっていただけると非常に効果的と言えます。

症状が出ている側だけではなく、両足やるとより効果的です。

 

注意点としては、坐骨神経痛は原因が様々なため、このやり方で症状が悪化する場合はすぐに中止してください。

これを10秒×3セットというのを1日に3~5回やるといいでしょう。

やりすぎるのは、他の症状を引き起こす可能性があるため、きちんと秒数と回数を決めた上で、それ通りやるようにしてください。

 

このやり方が分からない場合は、必ず折り返しのご連絡をいたしますので、お気軽に電話かLINEでお問い合わせいただければと思います。

 

セルフケアは、続けてコツコツやることに意味がありますし、そんなにすぐに効果が出るというものでもありません。

是非、続けてやるということに最大の意識を置いて、やっていただけるといいかと思います。